|
|
|
|
| 1.はじめに |
| 排水の浄化で、ホウ素は他の成分に比べてその除去が最も難しい成分の一つとされています。 | |
| 現状は主としてイオン交換法で行われていますが、排水の汚染度が高かったりSSが多いと | |
| 樹脂の劣化が早く、そのため前段処理として凝集沈殿分離が必要です。 | |
| また吸着塔の設置が必要で、その運転管理も高度の技術が必要です。 |
| 2.スーパーナミット方法による処理方法の特長 |
| これに対して、スーパーナミットを使用した方法では汚染度及びSS濃度の高い排水でも | |
| 一度の凝集処理のみでSS及びホウ素を沈殿分離することが出来ますので処理操作は簡便に | |
| 行うことができます。 |
| 3.処理手順 |
| A)バッチ処理 |
| 1)排水に所定の量のホウ素除去剤ATM−14を添加し約10分撹拌します。 | |
| 2)次にスーパーナミットTN315NY−T3を約500ppm添加しながら約3分程撹拌し | |
| フロックを形成させます。 | |
| 3)このフロックを沈降分離後、処理水のpH調整と成分チェックを行い放流します。 | |
| 4)フロックは適宜脱水し、産業廃棄物処理します。 | |
| 処理装置は、既存水槽、撹拌機の流用で処理できますが、専用小型装置「なみっとくん」も | |
| ございます。 |
| B)連続処理 |
| 連続排水処理装置(「きよみずくん」)により2〜6m3/hの速度で連続処理が出来ます。 | |
| ATM−14及びTN315NY−T3の添加は付属の連続粉末供給機で行います。 | |
| (ATM-14の供給機はオプション) |
| 4.処理の実例 |
| 某現場排水についての処理試験結果を以下に示します。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
![]() |
| 5.スーパーナミットの物性 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
20kg袋入り |
|
|
|
|
20kg袋入り |
|
|
|
|
|